ネチカ178
アナタの見た奇妙な悪夢は、全て猫を象徴しているのです。アナタは日頃、やりたくもない仕事をさせられ、その上余計な責任を負わされ、親の前では良い子を演じ、学校では良い生徒を、パートナーには良き関係を、我が子の前では良き親を等々と色々と演じてきました。しかし本来、心とは自分本位で身勝手で我がままなものなのです。そうした抑圧された心が〝猫〟となって象徴的に現れているのです。ですから、抑圧を感じたアナタは断固として猫を飼うべきなのです。それが出来ないならば、出来るだけ猫に良い事を考え、行動に移すことをおススメします。
ネチカ177
「求められるがままにやったら出来た」というのは、職人として真っ当な在り方ですね。
猫を観察していると、幼年期から青年期にかけては「やってみたら出来ちゃった」的に色々動き回ります。その頃が一番、猫として脂がのってるんじゃないかと思います。猫盛りという感じです。
そんな事を考えていたら、ふと「職人気質=猫気質」というのが思い浮かび、ああ、なるほど職人さんの扱い辛さってそういうコトか、と。
ネチカ176
「飛行機が空を飛ぶ原理は、科学的には解明されていない」という話は嘘か本当かという論争をたまにネットで見かけます。ぶっちゃけ「100パーセントではないにせよほぼ原理的には証明出来ている」と「完璧に説明出来ていないのだから、信じ込まずに検証を続けましょう」という意見の単なるすれ違いなのですが「科学的には解明されていない」と書くと「嘘か本当か」のバトルになり論題として人気アイテムになりました。
で、まあ色々細かい事は省いて素朴に考えても「あの鉄の塊が空飛んでるんだぜ、スゲー」ですよね。
ん? 飛行機は鉄以外の素材も使われてるって?
ネチカ173
「外見じゃなくて中身も大切にしよう」と、そういう単純な話でもなくて、自分では気付かないうちに場所柄やタイミングを考えずに毒づいたり反発したりしてる場合があります。
空気よ読んですぐに同調して「アンチ」である事を押し殺せというわけでもなく、合わない場所ならば早めに退散する、という方法もあるし、戦うにしても、その場の状況はじっくり判断した方がよいかと。
ネチカ172
「じゃあどんなようになってんの?」と言われたら、私の思うところではですね、
経験は道端とか何の変哲のない場所に、石ころとかゴミみたいに転がっていましてですね、
そこをゴロゴロゴロ〜と転がるとですね、体中にくっつくんですね、まるでコロコロみたいに。
自分に吸着力というか吸収力があれば、ちゃんと身につくんですが、
その身についた経験も有用かどうかはわからないと、
そのように思うわけですが、いかがでしょう。
ネチカ171
何か大きな粗相をして、叱っている時に猫はこのように言いたげな感じがします。
いや、信じてないワケでも許してないワケでも無くて、やはりいけないことはいけないと教えているのです。
コレは絆の問題なのです。
ネチカ170
善し悪しで判断しないフラットな関係のほうが長い付き合いが出来ますよね。
「善い」とか「悪い」という判断って、結構相手に対して依存している部分が大きいのかもしれません。