ネチカ 〜野良学的秩序によって証明された〜

世間をゴロニャンと斬りまくる、ネコの哲学、だったけど最近は日記。




風のように駆け足で

2019年11月28日(木)
この日も朝5時に起きて近所を1時間ほど散歩。
雑誌レイアウトの作業を終日。

2019年11月29日(金)
やはり朝5時に起きて近所を1時間ほど散歩。
この日はスピードを早めて新しいルートを歩く。
雑誌レイアウトの作業を終日。
妻は友達に泊まりがけで会いに行く。私は留守番。
夕食時に映画『メッセージ』を観る。

2019年11月30日(土)
朝5時半に起きて近所を1時間ほど散歩。少し遅く出たので歩いている途中で夜が明け、帰る頃にはすっかり朝の日差し。
この日は比較的ゆっくりと歩く。
最初は細野さんを聴いていたのだが、途中でスティーヴ・ライヒに切り替える。陽が昇る時間は『Music for 18 Musicians』がピッタリする。
雑誌レイアウトの作業を終日。

2019年12月1日(日)
雑誌レイアウトの作業。
昼に妻と待ち合わせて、午後早めに呑み始める。

2019年12月2日(月)
雑誌レイアウトの作業を終日。

2019年12月3日(火)
朝5時半に起きて近所を1時間ほど散歩。芦花公園のクリスマスの飾り付けが綺麗。
雑誌レイアウトの作業を終日。この日で完成。

2019年12月4日(水)〜2019年12月7日(土)
平和島でアルバイト。
残業が多くなって来る。

2019年12月8日(日)
お休み。

2019年12月9日(月)
平和島でアルバイト。
帰りに妻と待ち合わせて駅前の焼きトン屋さん。
開店当初はそうでもなかったけど、暫くぶりに来たらなかなか良い店に変わってました。

さてこれ以降から2月まではまとめて。
12月の始め頃から風邪をひいてしまい、年末に向けて徐々に悪化。
咳がひどくなった頃に血尿が出てしまう。
以前に尿管結石になった時と同じ症状。
私の場合、石が尿管に落ちてきても全く痛みを感じず、ただ血尿が出るのみ。膀胱炎のような排尿時の痛みも無し。
また結石だったら厄介。
風邪は酷くなる一方で、年内の仕事を終えたあたりで妻にも風邪が移ってしまい夫婦でダウンし寝込む。
年が明けて1月1日に薬が無くなり、仕方ないので近所の総合病院に電話し、救急外来でお薬をいただく。
そのままずっとお正月は一歩も外に出ず。結局初詣もせず。
病院が始まる頃に結石の時に手術してもらった中野の東京警察病院に。とりあえず後日CTの検査をする事に。
仕事始めは1日だけ平和島にアルバイトに行き、その後は本業のイラスト仕事で1月中は自宅で仕事。
その間にCTの検査をして結果が出るが、全く異常が見当たらず。血尿も収まっていたので暫く様子を見て、3月にまた受診する事になる。
そこから暫くデスクワークに勤しんでいたら、またもや血尿が出てきてずっと止まらないのだが、締め切りに追われていて病院には行けず。
ちなみにその間にブリッジにしていた歯も取れてしまうが、もう面倒くさくてほったらかし。
とまあ散々な年末年始でした。

さてこの期間に悪い事ばかりでもなくて、妻がセールのうちにPS4をプレゼントしてくれる。ソフトは『ワンダと巨像』のPS4版を買ってきてくれていた。でもPS2の時にそれ買ってプレイ済みなのねん。でもPS4版も映画みたいにリアルになっていて、改めてプレイすると楽しい。後日、本来欲しかった『人食いの大鷲トリコ』を購入してプレイ。
ずっと我慢して待った甲斐あって楽しい。泣ける。

AppleMusicでカリプソニアンのマイティ・スパロウの古いベスト盤にハマる。前から名盤とされるベスト盤LPは持っていて、ちょっと好きだったのだけどAppleMusicで配信されている『First Flight: Early Calypsos from the Emory Cook Collection』と『The Outcast』というアルバムが抜群にカッコイイ。1950〜60年代のモータリゼイション的というかトラフィック的というか、そんな感じの音。改めて好きになる。
アルバムジャケットもとても素敵なデザイン。
それからガラッと変わってソニック・ユース。『GOO』というアルバムを持っていて、わりとよく聴いていたのだが、他のも色々漁って『Sister』と『Daydream Nation』がお気に入りに。やはり改めて好きになる。

冊子『みちのり2019年冬号』の見本版が送られてくる。担当している連載『ごちそうパレット』のNo.7は水戸と大洗。なかなか良い仕上がり。

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とある日、妻がある人に憤慨していた。
「あの人は基本的にブルーカラーの人を馬鹿にしている」との事。
詳しくは聞かなかったが、私の仕事のことで何か言われたのか知らん。
だとしたら申し訳ない。
ふと考えると、私が働いている倉庫では人と競争する事が苦手な、マイペースな人が多いように思う。
そもそも人と競争する事が嫌いだし苦手だから、そういう事は避けて自分なりの居場所を見つけてきたのに、競争したり勝ち負けを決めるのが好きな人々が勝手に「お前は負けたんだから隅っこでおとなしく貧しく生きろ」と言ってくる世の中ってどうなのかなと思う。そもそも勝敗の基準は競争するのが好きな人々が決めてたりする事だし、そういう人々が決めたホワイトだのブルーだののレッテルってまやかしだと思う。
といった事をそのとき考えてメモっていたのでした。
ホワイトカラー&ブルーカラーの語彙を取り違えている気もしますが。
価値のない、使い捨ての仕事と見なされがちという意味では、本業の雑誌レイアウトやイラストの仕事も同じかもしれない。
村上春樹が形容した「文化的雪かき」という言葉が私は嫌いですが、むしろ「文化的使い捨て」という形容が、身も蓋もないですがその通りだったりします。で、それだとさみしいので、なんか捨てがたいものにしたいな、と。
「ポップ」というか「大衆文化」というものの本質は、「基本使い捨てなんだけどそれだともったいない」という案配だと思うので。

1月から2月の頭にイラストや雑誌レイアウトの仕事は片付けたので、久々に倉庫のアルバイトへ。
昨日、妻がまた韓国に行って2日ほどで帰って来ました。

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或る日の芦花公園