ネチカ 〜野良学的秩序によって証明された〜

世間をゴロニャンと斬りまくる、ネコの哲学、だったけど最近は日記。




ネチカ206

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こんな話を聞きました。デリカシーの意味を「繊細さ」「気遣い」とするのは日本だけで、英語圏ではもっぱら「珍味」「珍しいごちそう」という意味で使うそうです。繊細さや気遣いという意味で使うのはもう英語としては古すぎて、一般的な会話では食べ物の方を連想してしまうそうです。
とすると今回のネチカは「珍しいごちそうで相性を判断するのが一番かな」となります。
意味が通じるようで通じないような微妙さがあります。

ネチカ204

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これはもうハッキリとこのような顔をされる時がありますね。
猫を喜ばせるのはなかなか難しいです。
調子いい時はすぐに大ハッスルしてくれるのですが、ダメな時はどんなに意表をつくような動きをしても「フンだ」という感じで微動だにしてくれません。

ネチカ203

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ただ先の読めない行動をするからといって、猫が御都合主義的であるというのは疑義があるかもしれません。なぜなら猫の行動にはある種の高貴な一貫性も感じられるからです。
逆立ちして考えてみると猫はどんな境遇にあってもある種の高貴さが感じられるという事は、そもそも楽天的な生き物なのではないかとも思え、その意味で御都合主義的であるといえるかもしれません。

ネチカ202

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考えたってしょうがない事をつい考えてしまうことってありませんか。
それが本当にわかったとしても何の意味があるのかわからない、というかたぶん意味はありません。
でも、たまにはそういう答えがないような問題について考えてみることも必要なんじゃないかなと思うのです。

ネチカ200

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多少汚れたり手垢がつくぐらい使い込まないと信用出来ない、安心出来ないという感覚は古いのかしらん。
最近は手になじむ前に新しくなるのが当たり前のような感じになって来ているような気がします。
野良ちゃん並の警戒心と慎重さというのは今の時代に取り残されていくばかりなのでしょうか。
スニーカーみたいなスマホ、ジーンズみたいなタブレットって出来ないかなぁと思ったりします。

ネチカ199

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細かい事は気にせず仲直りはしちゃえば良いんです。
逆に言うと「アイツは許せない、生涯絶対に認めない」なんて人は、本当に一人いるかいないかぐらいのものじゃないかなと思うんで、そこまで嫌いな人って、そうはいないでしょ、と。