ネチカ105
子供の頃は無心で絵を描けていたのですが、ちょっと知恵がついて絵が描けなくなってしまったことがありました。
空って青だけじゃないよね? 緑って緑色だけじゃないよね? 肌って肌色だけじゃないよね?という問題です。
それを切っ掛けにして、絵に関する色々な問題がわき上がってきました。写実と抽象の問題やら、芸術とはなんぞや問題やら。
子供から青年期に掛かる一種のハシカみたいなものです。
私がそこから抜け出したのは、とにかく好きな絵をたくさん観ることでした。美術館でも良いし、画集でも良いし、雑誌でも良いし、何だって良いのでとにかく好きな絵を観ました。
そしたら、まあ、色は何だって自由に描けば良いし、デッサンも好きに描けば良いんだなぁと、しみじみ思ったし、目に映るもの全ては凄いんだな、とあらためて思ったりしたわけです。
ネチカ104
21世紀になってから「ホントにもう次に何が起こるんでしょう?」と思うような事件が続きますね。
さて昔の様子を知っている「私」は、それを知らない誰かに、自慢げに過去のことを話したくなってしまったりします。
「あれは昔、アーだったんだよ、コーだったんだよ」という感じで。
興味を持って聞いてもらうには語り手の力量が試されたりします。
その中で、過去と比べて現在の何かを否定する目的で昔話をしている場合があったりします。
言いたい気持ちはわからなくもないですが、アレは止めておいたほうが良いかと。
聞かされた人達が体験出来ないことと比べられて、現在を否定されてもどうにもならないですもの。
過去と現在を語るとき、出来れば肯定的に語りたいものです。
ネチカ103
猫の喧嘩で「ヤンのか?」となってピシペシってやって、もうお終いという早業をよく見かけますが、あれはサッパリしていて見習いたいです。でも猫も執念深いところは相当に執念深いんで、そこは真似できないけど。
よく江戸時代の江戸っ子は喧嘩っ早いけどサッパリしてた、という話を聞きますが、実際はどうだったでしょうか。基本は口喧嘩だったとも言われています。
江戸っ子と言えば誰だろうと想像してみたら、やっぱり車寅次郎、通称寅さんですよね。家族や知り合いとガチャガチャっと喧嘩して、すぐケロっとしてる。でも執念深い所もあったりで、……あれ? 寅さんって猫っぽい? 名前も「寅」だし。
ネチカ101
このようにカッコ良く言い切ることってなかなか出来ないんですが、でもよく考えると今までの人生「したい事しかしてこなかったんじゃないか」ってチラリと思ったりします。
「えっ? 今まで周囲に合わせて優柔不断にして来たクセに」と、もう一人の自分につっこまれそうですが。
でも「キミはやりたくないことをやってきたかい?」と、逆立ちしたような質問を自分に投げかけると「あっ、すいません、したいことしかしてきませんでした」と、言ってしまいそうです。
【閲覧注意】101匹のかっわい〜いアレ【猫】
ええと、あるブロガーさんのアドバイスにしたがって、タイトルに例のヤツをつけてみました。
ある種、【閲覧注意】物件でございます。
では、どーぞ。
どーん!
ん? 若干地味でしたかね。ネチカの連載もめでたく本日100回を迎えまして。記念してちょっと大きく出てみました。
連載100回なのですが、〝注意〟して見て頂くと101匹の猫が描いてあります。最初の表題00番も含めるとそうなるわけです。
すみません。申し訳ございません。
坂津さんのこの記事に便乗してしまいました↓
【閲覧注意】につられて来てしまった人がもしもいたら、本当にスミマセン。
さて、上の写真は今まで描いた猫達の集合写真で御座います。並べるの、結構大変だったんですよ〜。
若干、順序がおかしく且つ並びが乱れましたが、なんとか101匹が1枚の写真に納まりました。
で、改めまして無事100回を迎えられたのも、日々見に来て下さる皆様、スターをつけて下さる皆様、ブコメの暖かいお言葉、コメントの楽しい語らい等々のおかげで御座います。
さてさて、中の人はちょっと色々ありまして、今まで自宅で優雅にお仕事をしてまいりましたが、今月からちょくちょくと外に出稼ぎに行かなくてはならなくなりました。
人生とはままならないものです。
そんなわけなので、諸々のレスポンスが今よりもちょっと遅くなってしまうと思われます。
ですが、ネチカ自体は相当先まで描きためておりまして、チョットやそっとのことで中断することは御座いませんので、ご安心下さい。
けれども、たまにネチカの下の文章が間に合わず画像のみとなってしまう時が発生してしまうかもしれませんが、そのときはお察し頂ければ幸いです。
今後とも精進して参りますので、なにとぞ宜しくお願い致しますm(_ 猫 _)m